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不景気・少子化は地球を救う?成熟社会の課題

地球が有限であり、環境問題が騒がれている中で未だに右肩上がりの経済を基本に考えている人が多いのではないだろうか。景気対策ということで公共投資や消費を刺激して経済を建て直すという考えは短期的には効果はあり、有効かもしれないが、長期的にみるとこの考え方の基本は間違っているかもしれない。 年金支給額の減少などから少子化が問題となっているが、ついこの間まで人口爆発が問題になっていた事などいつの間にか忘れられている。人口爆発問題は限られた地球上のスペースでは常に意識しなければならない問題である筈だ。 中国国民全員がトイレットペーパーを使うだけで世界の樹木はすぐに全てなくなるという事を聞いたことがあるが、有限の資源の中で今までの経済の考え方を延長させる訳にはいかないだろう。 少子化はこれからの生態系を安定させるために必要なもの、また今の不景気は破滅に向かう右肩あがりの社会から脱却し、徹底したリサイクルの社会(循環社会)に移す絶好のチャンスと言えるかもしれない。 今、世界は従来の経済理論が役に立たない時代へ突入している。

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介護保険を考える前に

介護が必要な老人たちへの対策として介護保険が導入される。
ここでは介護保険の良し悪しを云々するつもりはないが、根本的なところで疑問がある。

寝たきりになってしまった高齢者を介護するのは大変なことだと思うし、それに対してどう対処するかは重要な問題であるが、それでは寝たきりならないようにするためにはどれだけ力を入れているのだろうか。

何事も問題になってしまった事を解決する事より、問題にならないように対策する事の方がはるかに簡単・有効であるケースは多いかと思う。
(相続対策も典型的な例だ。)
病気も治すことは大切だが、病気を予防することはもっと大切である。
予防医学に健康保険が使えないように介護保険も対処療法だけを考えていないだろうか。

長寿国と言われる日本だが、日本ほど寝たきり老人が多い国はないという事実は何を意味しているのであろうか?

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ソコンから始めるリスクマネジメント

リスクマネジメントはFPや保険業界で良く使う言葉であるが、「リスクマネジメント=保険」と考えられているケースが少なくない。
しかしリスクマネジメントはとても広範囲に適用すべきものである。

一例だが、「パソコン(PC)に保存してある何千もの顧客データを間違えて全部消去してしまったので何日もかけて打ち直した」とか、「ハードディスク(HD)が壊れて全データが無くなり仕事に支障が出た」などという話は良く聞かれるが、これはリスクマネジメントの基本が抜けてしまっていたと考えられる。
幸いにもこのような事態に遭遇した事はないが、リスクマネジメントは多少なりとも配慮しているつもりである。

PCはデータをバックアップすると同時にHD2台を2台ともリムーバブルケースに入れて環境を丸ごと定期的にバックアップし、一つは耐火金庫へ保存している。
万一HDが破損等した場合は保存しているHDと入れ替えればそのまますぐに元の環境が復元する。

HDだけではなく、PCが故障する事も想定して予備のマシンもLANで接続し、データをこちらにも定期的にバックアップしているので、1台目のマシンがダウンしたとしても2台目のマシンでそのまま仕事が続ける事が可能だ。

勿論、2台目のマシンのHDも一台目と同様に環境ごとバックアップしている。
また、無停電電源も2台用意し、マザーボードやHD等のパーツ類も安定度・信頼度が高いと言われているものを指定してオーダーメイドしたものである。

リスクマネジメントをパソコンから考え始めるのも面白いかもしれない。

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サービスマークでリスクマネジメント

平成4年からサービス業もそのサービスに使用する名称を商標登録(サービスマーク)することが出来るようになった。
大企業は意識も高く、すでに商標登録をしているケースが多いようだが、FP(エフピー)のような中小・零細企業では未だ認知度は低い。
FP業務の一つでもあるリスクマネジメントは自分達の商標やお客様の商標を守ることも当然含まれる訳だが、リスクマネジメントを標榜していてもなかなか商標登録までは目が届かない状況である。

エフピーネット及びFPnetはFP業務や広範囲の周辺関連業務に対して弊社が取得・使用している登録商標(サービス・マーク)である。
これらの登録に含まれるサービスについて他者がこの商標及び類似商標を使用する場合には弊社の承諾が必要となる。

同じ商標を使って同一業務を行なう事は特に信用を一番とする業種ではトラブルの原因となる可能性があるため、平成4年の出願受付開始とともに申請をした。
そのうち半分以上は自分自身で直接出願申請している。

現在に至るまで、何件か類似商標を発見したが、弊社は商標登録済みである事と、相手の方も悪気で使った訳ではないので円満に解決しており、サービスマークのリスクマネジメントは十分機能していると言える。

ちなみに弊社では同時に「ライフネット」及び「エステートネット」というサービスマークもFPとその他関連業務について登録してあるので、これらの商標も弊社の承諾なしに使用することは出来ない。
(ライフネットは一部の業務でJTBと並存)

エフピーネット・FPnet・FPNET・FPネット・エフピーNET・ライフネット・エステートネットなどの商標及び類似商標を使用している方や使用を見かけた方は早いほどお互いのために良いので、ご連絡頂ければ幸甚である。

ご連絡頂いたものが弊方で認知していなかった場合にはお礼をさせていただきたい。

また、ご自身のサービスマークを取得されたい方は相談室にてご相談も受けている。

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FPビックバン

最近、特にFPが人気である。
FPビックバンと言っても良いかもしれない。

FPの上級資格であるCFPの合格人数も1997年迄は年1回の試験で、毎回200人程度だった。最近は受験者が増え、1998年からは年2回、そして1999年は年3回の試験となるようである。

そして毎年600人、1000人のCFPが誕生することになる。
他の資格から比べるとまだ人数は少ないものの、凄い勢いで増加中である。

特に金融ビックバンに乗じてFPが増加しているのだが、FPはかつての財テクアドバイザーと同じ感覚で見られているふしもある。

「相続対策をやっている」などと言うと「FPなのに相続対策なんかやるの?」と言われる事まである。

FPの仕事は「顧客をいかに幸せにできるか」が基本課題であると思う。

ところが、ライフプランがすぐにファイナンシャルプランに置き換わってしまうように、すぐに幸せをお金から判断してしまう傾向がある。

私もFPの一人として様々な相談業務があるが、運用系の話の場合、一歩引いてみると金利・株価や為替で一喜一憂している姿というのはとても滑稽とも言える。

朝、新聞を見て自分が持っている株価が大きく下がっていたとすればいやな気持ちがする人が大多数だろう。

当然と言えば当然である。

これが当たり前と思っている人が多いかもしれないが、これをゲームと割りきっていたり、楽しみと考えられる人は別としても新聞の株価・為替・金利などを見て我々が一喜一憂する事は実はとてもバカバカしい事だと思う。

その人の幸福が株価・為替・金利によって決定されてくるとなると嫌悪感さえ出てくる。

本当の幸福はそんな外的要因に左右されない堅固なものとしたいところである。

すると、直ぐに「ポートフォリオ運用」という言葉も出てくるが、これはライフプランの中のリスクマネジメントのさらに一部分の要素である。

一言で表現するとFPの仕事は「自分の財産の事は全てこのFPに任せておけば安心して生活できる」と言われるようなトータルな仕事だと思う。

現在の日本ではFPがカバーすべき内容は広がる一方である。

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FPを目指す方へ

ある蕎麦屋を紹介された。
駅から離れた住宅街にポツンとある目立たない店である。
しかし、蕎麦の味は格別だ。

何でもそのご主人、昔は紳士服の仕立て屋をしていたそうだ。
それもサラリーマンの初任給の何倍もする超高級品を仕立てていた評判の良い職人であった。
それが、ある時、既製服が伸びることを見込んで、早々と転身したというのである。

職人の仕事には「こだわり」がある。
このご主人も、ひたすら材料、調理にこだわった。
麺の粉の材料から打ち方。ツユの出汁からネギまでこだわる。

そして、この「こだわり」が、それを食した人々に美味しさと幸福を与えるのである。

FPの世界にも同じ事が言える。
今から10年以上前、日本ではFPという言葉も概念も無かったような頃、自分が初めて生命保険に加入するにあたって生命保険を調べてみた。

将来ライフスタイルがどうなるか分からない中で「必要に応じた保険金額」に対応するにはどうしたら良いかという目で保険を分析しようと試みた。

現在のように親切な本は見当たらず、各生命保険会社の全保険商品が書いてある本を読んでみたが、各社の商品の違いが全く分からない。
そこで、大手生保5社の約款を取り寄せて読むことにした。

驚いたことに同じように見える保険も、減額などの扱いについては各社相当な開きがあった。

そして、散々考えた末、加入したのは一番シンプルな終身保険の単体であった。
当時、終身保険だけに加入するには支社長の特別の認可(特認)が必要だったので、特別にお願いして売ってもらった。

保障が足りない部分は共済等で補った。

その後、仕事やライフスタイルなど大幅に変わったが、この時の終身保険は今でも保有している。定期保険などを必要に応じ、別途加入することによって「必要に応じた保険金額」に対応が出来、当初の目標は達成された訳だ。

実は、この保険加入の考え方は今のFP手法そのものである。

このような本質への「こだわり」がFPと言っても良いのかもしれない。
FPには知識の集積だけではなく、「こだわり」が欠かせない。

FPに「職人気質」「こだわり」があれば、冒頭の蕎麦屋と同様、それを食した人々に美味しさと幸福を与えるのである。


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アインシュタインがFPになったら

アインシュタインの奥さんがアインシュタインにシュービングクリームを使うように言ったところ、返した言葉が、

「石鹸が二つあると世の中が複雑になりすぎる」

だそうです。

現在、石鹸・洗剤の類はそのくらいあるでしょうか。

台所用・自動食器洗器用・浴室用・トイレ用・住宅用・洗濯用・運動靴用・歯磨・シャンプー・ボデイシャンプー・シェービングクリーム・・・・
最近は自動車用のカーシャンプーまで登場する始末。

カーシャンプーに至っては環境破壊が問題となっているこの時代に全くナンセンスです。

どれも界面活性剤である石鹸や洗剤なのですが、実際に石鹸はそれほど種類が必要とは思えません。
確かに、世の中石鹸だけでも世の中相当複雑になってきています。

シャンプーが無くなった・台所の洗剤が無くなったと気にかけ買いにいく行為自体も良く考えると無駄です。

結局あれが便利、これも良いとそれらに振りまわされ、本質的なものが見えなくなってきているのではないでしょうか?

目をFPの世界に向けると様々な金融商品や複雑怪奇な相続対策テクニックなども存在します。

実際に、珍妙な相続対策をしているケースなども見かけます。
各専門家に聞いてそれを積み上げたものが全くナンセンスな対策となっていることも良くあります。
ミクロでは正しくてもマクロでは正しくなかったりすることが、たくさんあります。

法律改正リスク・経済の変動リスク等のリスクマネジメントができていないことも多いです。

本来、押さえるべき基本はシンプルです。

もし、アインシュタインがFPであったら、おそらく物凄くシンプルな提案書が出てくるのでしょう。

自然科学は複雑そうに見えるものをいかにシンプルに数字で表現するかです。

FPの仕事も複雑な世の中において、クライアントに対してシンプル・明確な助言をすることが大切なポイントなのでしょう。

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相場と地価
「市場は常に間違っている」というのは私の強い信念である。

これはジョージ・ソロスが株式などの相場に対して言ったものである。和訳である「市場は常に間違っている」では真意は伝わらない。

原文はMarkets are always biased.

市場にはバイアスがかかっているということで、偏った見方を常にしているということである。非常に興味深い言葉である。

昨年からのIT関連企業の異常な値上がりとその後の値上がり前の価格帯に戻っていくまでのチャートを見ると市場にバイアスがかかっていることが良く分かる。

それでは日本の地価はどうであろうか。不動産は相場物ではなく、安定しているようにも見える。
確かに株式などと比べると遥かに変動は少ない。米国ナスダックの株式などは半年程度の間に価値が半分になってしまったが、これぞ相場の世界である。

日本の不動産は大きな動きが無いように見えても実は結構大きな動きをすることがある。

2000年は地価が比較的大きく下落した年である。
過去、関西震災や山一証券・北海道拓殖銀行が潰れた直後などに不動産価格は大きく下落している。

地価は需要と供給によって最終的に決まるため、心理的影響を多分に受けることになる。また、商業地などは収益還元法による価格にシフトしていることから金利と地価の相関関係も現れてくることになる。

それでも株式相場のようには景気の先行指標と言われているものに比べると地価は遅れて動くので、地価動向を予想することは結構簡単である。
しかも、株式は毎日、毎秒でも刻々と動きを簡単に知ることができるが、地価の場合、公示価格などの発表の新聞記事などを見て初めてその動きを知る人が多い。
公示価格などの公的な価格自体が発表時にはすでに過去の価格である。
そのことが一番良く現れたのが、地価バブルが崩壊した後の新聞記事だ。地価が暴落しているにもかかわらず、公の地価を発表した新聞記事では地価はまだ上昇しているという内容の記事となっていたのには呆れたものである。

これを信じたかどうかは知らないが、バブル崩壊後しばらくたつにもかかわらず、崩壊を知らずに投資用ワンルームマンションを最高値で購入した医師を知っている。
上場している株式であればあり得ない話だろう。逆に考えるとリアルタイムで正確な情報を得るだけで一般の人より数ヶ月の単位で早く対処できるということだ。

昔、何分か遅れて放送するラジオを作って詐欺をした事件があった。
予め競馬の勝敗結果をリアルタイムで得たのち、この細工を施したラジオで競馬の実況放送を仲間と聞きながら賭け事をしたのだ。
自分は結果を知っているから確実に勝てるというわけだ。
これは完全な詐欺だが、地価情報はこれに似ている。

良き不動産のアドバイザーを持つことは確実な予想屋を得るに等しいと言える。
知らない人には予想に見えても実際には既に起きている現実であるからだ。

2001.2.24


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